消費者金融でキャッシングに応じてくれるところを探して検索をしていたところ、消費者金融ブラックランクというサイトを見つけました。このサイトに掲載されている業者って利用しても大丈夫なところを選んで掲載してくれているのですか?
利用する業者を見分けることは自己責任ですので注意して利用を
消費者金融ブラックランクというサイトがあります。インターネットではこのようなサイトが幾つかあり、様々な視点から利用しやすい消費者金融業者を紹介しています。利用者としてはそれなりの理由が各自あるのですから、このようなサイトから情報を得て自分が利用し易い消費者金融業者を探せるということは便利であり、メリットも多いのです。しかし、ご質問にあるような心配はついてまわるということも事実なのです。
(⇒消費者金融会社のおすすめ情報)
消費者金融業は登録事業です。ですから各都道府県知事、あるいは内閣総理大臣による登録を受けることが法律で決まっています。この登録をしていない貸金業者をまとめてヤミ金融と呼ぶわけです。単に登録していないだけではなく、彼らは登録できない理由を持っていることがほとんどだといえるでしょう。その理由とはつまり違法行為であることをここで指摘する必要はないと思います。
ヤミ金融に手を出してしまうと、いろいろな不利益を被ることが考えられます。キャッシングをしてもらえれば、まだ良い方でしょう。法律違反の利息支払の強要を始め、最悪、家庭崩壊や社会生活の破壊など様々な被害報告がされている通りなのです。現在ではソフトヤミ金などと呼ばれるような業者まで出現しているそうで、若干利率が高いだけなどというような事もあるようですが、そもそもが違法行為だということを忘れてはいけませんね。
ここでどのサイトがいいか悪いかを提示する事にあまり効果は望めません。むしろそれらの情報を自分で判断できる事が重要だと思われるからです。そこで「消費者金融業者の見分け方まとめ」を紹介しておく方が良いと判断します。消費者金融業者を見分けることは難しい事ではありません。
1.キャッシング利率は提示されているか:中には利息の支払、返済支払の具体例を挙げておきながら、年率換算を提示していない業者があります。これは恐らく利息制限法での表記が年率であることから比較することを難しくするための細工ではないかと考えられますね。ですから年率を明示していない業者は避ける方が無難です。ちなみに年率20%を超えていれば無条件に違法です。
2.審査が緩い、不要と表示している:審査が緩いということを広告に使用している時点で怪しいということができます。中には審査なしで融資とまで書いているところもあってりしますが、キャッシングの利用に審査がなければ成立しないということを知っておいて損はありません。本人確認すらできないとすれば、キャッシングが法律的な行為にはならないからです。
3.貸金業法登録番号が金融庁で検索できるか:金融庁では「登録貸金業者情報検索」というサイトを公開しており、このサービスを利用して貸金業者の登録状況を確認することができます。どのような条件であれ、このサイトで検索できない業者は、あるいは登録内容が異なっている業者は違法業者、ヤミ金だということになりますので、その業者の利用は差し控えるべきでしょう。
ヤミ金業者がかつて存在した正規の消費者金融業者を騙ることは珍しくありません。様々な詐称の手口を尽くして営業をしています。このような手口に騙されないようにすることは、自己責任だと思われます。是非健全な消費者金融のキャッシング利用をしていただくようにとお願いします。
【参考ページはこちら】
ブラックな消費者金融はどのくらいある?
消費者金融ブラックランクのチェックと注意点
消費者金融ブラックランクを見て、借りやすい金融業者を探す人もいるかもしれません。大手で審査に落ちることが多い人は、それも一つの良い方法だといえます。
しかし、どんな貸金業者を利用する場合でも、次の点には注意しておかなければなりません。それは金利です。
金利とは資金調達コストのことですが、この金利の利率がどうなっているか、それによって返済負担が大きく変わってきます。
また、金利計算をしっかり行わないまま利用すれば、思った以上に金利負担が重くのしかかってきて、最終的に多重債務者になってしまう危険もあります。
したがって、銀行だろうと消費者金融だろうと、どんな貸金業者を利用するにしても、利率の確認と金利計算だけはしっかり行っておきましょう。
(⇒銀行系消費者金融のおすすめ情報)
特に消費者金融を利用する場合は注意が必要がです。なぜなら、消費者金融は利便性がいいからです。
インターネットから、携帯から、スマートフォンからでも手軽に申込みすることができ、しかも365日24時間対応という利便性の良さです。
こうした利便性の良さというのは、メリットでもありますが、デメリットでもあるのです。
どういうことかといえば、利便性が良いことでお金を借りているという意識が希薄になってしまうのです。
直接お金を手渡しするような場面が少ないため、実感がなくなって気持ちがルーズになり、ついつい借り過ぎてしまうようなこともあります。
金利が高めに設定してある消費者金融で借り過ぎてしまえばどうなるでしょうか?これは言うまでもありません。
金利負担をどんどん重くしてしまい、金利の返済だけで精いっぱい、元本がまったく返せなくなったり、最悪の場合には多重債務者になってしまうこともあります。
もっとひどいケースでは、自己破産するしかなくなる場合もあります。自己破産すると借金を返さなくもいいようになりますが、さまざまなペナルティが与えられることになります。
社会的な信用度も落ちますし、本人にとって良いことはありません。そうならないためには、安全な方法を確認して、なおかつしっかりとした返済計画を立ててから利用することです。