プロミスや銀行系などの各消費者金融会社についての記事

消費者金融からお金を借りる前に、ちょっと消費者金融というものについて勉強しておきましょう。別に知らなくてもお金を借りるのに支障は出ないと思いますが、基本的な知識を抑えておくことでトラブルを避けられますし、知らずにヤミ金や違法性のある会社と取り引きをして犯罪に巻き込まれるといったことを防止できます。

消費者金融とは担保を無しに利用者に融資を行う業種のことで、およそ十人に一人が消費者金融を利用した経験があるといわれています。かつてはサラ金や高利貸しとも呼ばれていましたがあまり良いイメージがないことから今では消費者金融という呼び方が一般的です。サラ金や消費者金融はそれぞれ別のものと認識している人がいますが本来は同一のものです。

ただ、【銀行系ローン】といわれる銀行が運営する金融会社は消費者金融とは別の扱いになります。（こちらもご参考に→銀行系ローンの詳細はこちらへ）利用者は銀行系ローンを消費者金融と混同しても特に問題はありませんが銀行系ローンを運営している企業は消費者金融と呼ばれるのに良い思いを抱いていません。お金を貸してくれる業者には銀行系があると覚えておきましょう。

銀行系と消費者金融はお金の融資を行っているという点では同一ですが、細かい部分で違いがあります。銀行系には【総量規制対象外】、【専業主婦の利用が可能】、【金利が低い】という特徴があり、他の消費者金融は全てこれの逆の性質を持っています。

総量規制とは年収の三分の一の額しかお金を借りられないという法的な制限です。賃金業者の利用で当てはまる法律なのですが、銀行は賃金業ではないため総量規制とは無関係、つまり年収の三分の一以上の借り入れが可能になります。

また総量規制には収入が無いとお金を借りられないという決まりもあるので、総量規制のかかる消費者金融では専業主婦への融資を行っていません。それが銀行系は総量規制の対象外なので専業主婦への融資もできるのです。一般的な消費者金融と比べ金利が低いのも特徴です。ただし、良い点が多い分、審査が厳し目です。

間違えないで欲しいのは、銀行系といっても銀行の子会社・グループ会社は一般的な消費者金融と同一の扱いを受けるということです。銀行が直接運営していないのであれば総量規制にかかるので注意してください。

【参考ページはこちら】
銀行系消費者金融を使っている人の口コミ