消費者金融から滞納！ブラック回避は可能？

2ヶ月前に消費者金融から30万円借りて、毎月の支払いが1万円前後でしたが、何となく支払いがルーズになってしまい、先月と今月は支払いをしていません。そもそも一回の支払いが少ないので、ちょっとぐらい滞納しても大丈夫かなとは思ったのですが、先日自宅に督促の電話がかかってきました。

女性のオペレーターで言い方は丁寧なのですが、今後借り入れができなくなるとか、ローンが組めなくなるとか、気分の悪い事を言われたので、電話を切ってしまいました。脅しだとは思うのですが、怖くなってきて、下手すると自分はもうすでにブラックリストに名を連ねているのではないかと思うと夜も眠れません。

でもお金が無いのは事実だし、滞納した2万円を一度にっていうわけにもいかないので、困っています。この際だから、返済できるように別のところから借りてみるのも手かなとは思うのですが、どうしたらいいでしょうか。

返済のための新たな借り入れはやめて借入先に相談しましょう

まずは借入先の金利ですが、20％を超えていないか確認してください。以前は29.2％を超えなければ刑事罰の対象にはならなかったのですが、今は利息制限法で定められている最大金利20％を超えれば違法業者として、行政処分の対象になるので、借り入れが無効になります。

また30万円の借り入れがあるということですが、通常年収の3分の1を超える融資は貸金業法で禁止されているので、年収が90万円に満たない場合は、30万円の借り入れはできませんので、借入先が法律に即した融資を行っているのかという点も確認しておくことが重要です。ただ住宅ローンや自動車ローンは、総量規制の対象外になっています。

いわゆるブラックと呼ばれる長期滞納者は、3ヶ月を越えると信用情報機関に滞納情報が記録されてしまうので、貸金業法にのっとって、滞納情報がついている人への融資ができないので、必然的に消費者金融や信販会社からの融資やキャッシュカードもストップしてしまいます。

ただ返済のために新たな借り入れをすることは、絶対にやめましょう。最終的にヤミ金の被害に遭う危険性があります。まず借入先に返済ができない理由と、現在の経済状況をしっかり説明する事が重要です。

それでも聞き入れてもらえなければ、地域の社会福祉協議会が行っている「生活資金貸付」や「生活保護」などの制度が利用できます。また貸金業協会には相談センターもあるので、利用することをおすすめします。

【参考ページはこちら】
消費者金融で借りられないのはどんな人？