消費者金融の増額審査では在籍確認なし

中堅の工作機械メーカーに勤めている39歳の男性会社員です。現在利用している消費者金融とはお付き合いを始めてから1年半くらいになると思います。

その間に一度も増額を申請したことはありません。それゆえ、新規融資の際にもらった融資枠のままです。そこで1年半も経ったことですし、また今後消費者金融で借りることも増えると思うので増額してもらいたいと考えています。

ところで消費者金融の増額審査では在籍確認があるのでしょうか？できれば在籍確認が無い方が良いのですが…。

消費者金融の増額審査で在籍確認はありません

結論から先に申し上げると、消費者金融の増額の審査では職場や自宅への在籍確認の連絡はありません。そして、消費者金融でももちろん増額は可能です。増額してもらうためには増額審査に申し込んで、審査を通らなければなりません。
（⇒消費者金融の審査に落ちるのはどんな人？）

しかし、どの消費者金融でも増額審査は新規融資の審査ほど甘くないと言って良いのです。なぜなら、増額に対してはどの消費者金融も慎重な姿勢で審査に望むからなのです。

理由は、もし増額を認めて逆に返済できなくなったり、返済不履行になって債務整理をされたりしたら大きな損失を被ってしまうからなんです。それゆえ、増額審査では返済能力について厳しく調べられると考えて良いのです。

増額審査に通るためには返済の実績を最低半年くらい、できれば1年くらい積むことなんです。その場合には返済の遅延や滞納の履歴があると審査に通るのは厳しくなります。

つまり、きちんと返済している実績が返済能力の証明になる訳ですね。その上で借り入れの実績をそれなりに積んでいると増額審査にプラスになります。さて、増額審査での在籍確認についてですが、増額審査と新規融資の審査とでは、その目的が異なるゆえに増額審査では在籍確認は無いのです。

つまり、新規融資の審査では申込者の素性を知ることが目的で、その上で信用度を計るのが狙いと言って良いのです。それゆえ、本当に申込者本人が審査に申し込んでいるのか？申込書の勤め先に嘘や偽りがないのか？といったことを確認するために在籍確認が必要になるのです。

一方、増額審査では、すでに申込者の素性等は把握しているので、あえて上記の目的で在籍確認をする必要はないのです。そして、増額審査で重要となるのは利用者の返済能力に関してのみとなるのです。

返済能力の再審査となるので、職場に在籍確認する意味はありませんよね。ただし、増額審査の時点で申し込み時の勤め先から、その後に転職した場合にはもしかしたら在籍確認の意味も含めて勤め先に在籍確認の連絡が来ることは考えられるケースだと思われます。