条件満たせば外国人でも消費者金融OKです

日本に滞在して、もう5年以上になる38歳のイギリス人男性です。仕事は大手の英語学校で英会話教師をしています。日本語能力については、日常会話やテレビ視聴くらいであれば何も問題はありません。

他方で日本語のライティングシステムは複雑で、正式なビジネス契約書等の判読では日本人の友人に助けてもらうことが多いです。滞在期間については、少なくともあと5年くらいは日本に滞在する予定です。

ところで今度、消費者金融でお金を借りてみたいと考えているのですが、外国人でも消費者金融の利用は可能なのでしょうか？教えてください。

条件が合えば外国人でも消費者金融の利用可能

結論から先に言えば、外国人でも消費者金融の利用は可能です。だからまずは安心してください。ただし、消費者金融でお金を借りるには、幾つかの条件をクリアする必要があるのです。

まず一つ目は、日本に確かに中長期に亘って滞在している事実を証明できる書類の提出が必要です。具体的には、「在留カード」か「特別永住者証明書」です。また、2012年7月から「外国人登録証明書」の代わりに「特別永住者証明書」の交付へと切り替わりましたが、現在所有している「外国人登録証明書」が有効期限内であれば証明書として有効です。

そして、これら書類に加えて、本人確認ができる運転免許証・健康保険証・パスポートを提出してください。次のハードルとしては、継続した一定の安定収入の証明です。

この点は外国人の利用者に限った条件ではありません。消費者金融を利用するすべての人がクリアしなければならない条件なのです。安定収入の証明には給与明細書や源泉徴収票等の書類が提出できればOKです。

そして、外国人利用者ゆえの条件としては、日本語能力の有無なのです。具体的に言えば、消費者金融で契約を交わす際の契約書の内容をきちんと理解できる日本語の能力の有無が重要になるのです。

なぜなら、契約書の内容をきちんと理解して同意してくれる人でないと融資契約を結べないからなのです。

そして、外国人が消費者金融を利用する際には、この日本語能力の有無が審査のネックとなってしまう場合が少なくないようなのです。最後の点としては、在留資格の期間も問題になります。

在留期間が長く残っている場合には問題は無いのですが、短い場合には審査に通してくれないことがあります。なぜなら、借り逃げされてしまう危険性があるからなんです。

そして、外国人が消費者金融を利用する際には、上記の諸々の理由から日本人の一般利用者よりも融資を低く抑えられてしまう傾向があるとも考えられるのです。

しかし、上記の条件をクリアできれば外国人でも消費者金融でお金を借りるのは可能です。

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