消費者金融の審査基準に関する問題

消費者金融からお金を借りる際には必ず審査というものが通されます。審査で借入希望者が信用できる人間で返済能力があるかをチェックするのです。これに通らないと当然お金を借りることはできません。

審査に落ちてしまっても、何が原因なのかは教えてくれないのでどう改善すればいいのかわからない人も多いでしょう。審査では何を見られているのか、をきちんと知ることができれば以前落ちてしまった人でも次に融資を希望する際に有利になりますし初めて審査を受ける人も参考にできると思います。

審査基準は、会社によって甘い厳しいの差はありますが、何を見て判断してるのかということについては大きな差はありません。（こちらもご参考に⇒大手が利用されるのは審査が緩いから？）

必ずチェックされるのは、勤務先についての情報と過去の借り入れ歴です。勤務先については現在勤めている会社に直接電話にて在籍確認がとられます（消費者金融からの在籍確認だと会社にばれないよう配慮されて電話されます）。会社によっては本人への電話確認もあります。本当に借入希望者が申告した通りの企業で勤務しているかを確認し、信用度をチェックするためです。

ただ、職業によっては逆に審査に不利となってしまうことがあります。消費者金融は職業によって差別はしませんが収入が不安定な職業であるとどうしても良い結果が生まれにくくなるようです。【安定した収入を得られる職業に就いてるか】が審査でのポイントとなります。

また勤続年数も重要な要素となります。収入が安定してるといえる職業に就いていても、まだ勤め始めて間もない状態では借入希望者の信用度は測りづらいです。せめて半年、できれば一年以上は勤続していることが望ましいでしょう。消費者金融によっては一年でもまだ警戒します。

過去の借り入れ歴は、その消費者金融での利用履歴ではなく、いつ、どこから、いくら借りていて、滞納したことはないか、現在もどこからか借金をしているかといったことを信用情報機関を通して確認されます。信用情報機関には借金の履歴が全て記録されていますので、申告時に嘘をつくと必ず発覚します。嘘をつけば当然信用度が下がり審査に通るのは難しくなるでしょう。ちなみに、消費者金融に申し込みをした回数も信用情報機関の記録の対象となります。

他には年収額も見られます。本当にそれだけの収入を得ているのか厳密に調べられることはありませんが、多額の申し込みを希望した際は源泉徴収票など収入を証明できる書類が必要になります。

審査に通るコツは、どんな項目も絶対に嘘を書かないことです。自分でもよくわからない項目があれば、想像で記入せずにしっかり調べるようにしましょう。

【参考ページはこちら】
消費者金融でも借りられないのはどんな人たち？