消費者金融でも借りられないという人って?

キャッシングベスト3

時々、お店にやってくるお客さんのことなんですが、消費者金融でも借りられないから少し貸してくれという相談をされました。そんな消費者金融でも借りられないって、いったいどんな人たちなのですか?

法律で利用条件が定められており、満たさない人は利用できません

消費者金融でのキャッシング利用の基本は、必要になる度に必要な金額を申込んで利用するフリーローンという利用方法です。しかし、有名大手と言われる消費者金融業者が提供しているものの主流となっているキャッシングはフリーローンではなくカードローンによるキャッシングと呼ばれる形式です。これは申込むと審査の上、キャッシング・カードを発行してもらうことで利用する方法になります。

キャッシング・カードにはそれぞれ利用限度額が設定されており、利用限度額内であれば、キャッシング・カードを利用して近くのコンビニにあるATMなどから現金を引き出すことが可能なので、非常に便利なのです。従来のフリーローンであれば必要が生じてからの申込みになるので即日キャッシングをしてもらっても間に合わないといったこともありえたのです。

このようなカードローンにせよ、フリーローンにせよ消費者金融業者によるキャッシングは一定の法律の規制のもとに行われている事業です。各事業者は法律に基づいて利用者条件を提示しています。それらのひとつを引用すると「満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」となっています。そして取引中に70歳になると新たな融資を停止することが付記されています。

この貸付対象者として挙げられている条件は貸金業法による規定ですので、登録事業者である消費者金融業ではどこも同じ条件になります。つまりこの条件を考えると消費者金融では借りることができない人たちがどんな人たちなのかがわかります。未成年者のキャッシング・ローン利用は不可能です。満20歳以下の人のローンは民法で禁止されているからです。

一定年齢以上の高齢者のキャッシング・ローン利用は不可能です。年齢制限の上限は貸金業法等の法律では定められていませんが、年金支給の目的に配慮した上での設定ということになります。ですから年齢制限の上限に関しては随時見直されており、年々変化、高齢化しています。とはいえ、現時点では満69歳が凡その上限ということで理解して良いと思われます。

個人的に収入がない人、例えば専業主婦は消費者金融のキャッシングを利用することができません。消費者金融でのキャッシング利用はあくまでも個人対象です。そして貸金業法が総量規制という規定で年収の3分の1までのキャッシング利用に制限しています。ですから年収がなければ、キャッシング利用の上限も自動的に0になるということです。

この総量規制は専業主婦にのみ影響する規定ではありません。当然、年収の3分の1を超えるキャッシングを申込む人もこの規制によって審査に落ちることになります。例えば、年収が1200万円の人がすでにあちらこちらからキャッシングを利用していて、利用残高が400万円になっていれば、総量規制による制限一杯の利用を完了していることになってしまい、それ以上の利用は不可能になるでしょう。

ここに挙げた条件はそれぞれ遵法精神に基づいた規定です。なのでこれらの条件を満たさないキャッシングはありません。しかし、問題は「当社基準」というところにあります。それは具体的には返済能力の判断に影響を与えたりします。どれくらいの年収があれば、返済能力があると考えられるかということが一律に決めることが難しく、判断が各社に任されているのです。

【参考ページはこちら】
消費者金融は若者がターゲット?

消費者金融でも借りられない場合は理由を考える

一般的に個人がキャッシングを行う際には消費者金融か銀行を利用することになり、銀行は金利が安いものの、審査が厳しく融資までの期間が短いという欠点があります。審査が厳しいため、どのような理由で審査に落ちるのかが分からない、分かりにくいのも欠点だといえます。一方消費者金融でも借りられない場合にはそこで借り入れを行うことを諦めるのではなく、何故審査に落ちるのかを考えることが重要です。

例えば2010年に完全施行された貸金業法では年収の3/1以上の金額を借り入れすることができない総量規制という決まりごとが定められており、消費者金融で年収の3/1以上の融資額を希望した場合はたとえどんなに安定した収入を得ていて信用に傷がない場合であっても確実に審査に落ちてしまいます。この際には借り入れ金額を年収の3/1未満に抑えることで借り入れを行うことができるようになります。

そして意外に気づかない理由が信用情報です。主に信用情報機関の事故情報に記録されていることにより審査に落ちてしまう場合があります。信用情報機関というのはその名の通り個人の信用を記録している業者であり、信用を損なう行為を過去に行っていた場合に事故情報に記録されてしまいます。事故情報のことを一般的に金融機関ではブラックリストと呼びブラックリストに掲載されている人のことをブラックと呼んだりします。

自分がブラックかどうかは信用情報機関に問い合わせることで判明します。プライバシーに関わることなので本人確認は厳格に行われ、やや手間がかかります。手間をかけたくない場合にはネット上でどのような理由でブラック入りしてしまうのか確かめる方法がお勧めです。

例えば過去に貸金業者を利用した際に3ヶ月以上延滞した場合にはブラックリストに登録されてしまいます。最近では奨学金の返済や携帯電話料金の支払いを滞ってもブラックリストに記録されてしまいます。

ブラックが理由で借りられない場合は記録が消去されるまでの期間を待つか、街金などの審査に通りやすい小規模な消費者金融を利用するのがお勧めです。
(⇒消費者金融会社のおすすめ情報

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