経営者が消費者金融は使うことはない？

社長と言われている経営者って私達一般の社員やアルバイトで働いている人よりも絶対に収入が多いわけで、収入が多いということはお金を借りたりする必要性もないということでいいんでしょうか。お金持ちでランチを御馳走してくれたりするので、絶対に消費者金融なんかにも縁がないんだろうなと思います。

日本にいる社長さんや経営者の人たちって消費者金融なんて使ったこともないですよね？やっぱり銀行の人たちが頭を下げてお金を借りて欲しいって言ってきたりするものなんでしょうか…？

日本の経営者は意外に消費者金融との付き合いは多い

まぁ質問者のような誤解をしている人のほうが日本では多いと思ったほうがいいんでしょうか。まず日本では社長や経営者と言っても名ばかりの人も多く、社員もいないような会社を経営している人もいたりするので、結果的に経営者と言っても必ず儲かっているわけではありません。質問者の会社でもおそらく経営者の方は消費者金融との付き合いもあるのではないでしょうか。
（⇒消費者金融を利用しやすい職業）

現在はないという人も過去には借入をしていたという人も多いのです。実は消費者金融には一部、大手も含めてビジネスローンというものを扱っているというところがあります。ビジネスローンという名の通り、ビジネス向けのものであり、ほとんど経営者や個人事業主が使っていたものです。このビジネスローンを昔は使っていた、今も使っているという人は少なくありません。

ビジネスローンを使う理由は消費者金融なら貸してもらえるのだけれども、銀行は相手をしてくれないという時が多いからです。銀行の場合は消費者金融と違ってお金を持っている人でもかなり安定して稼いでいる人だけをターゲットにしています。正社員と同じくらいしか収入がない経営者というのは貸出の対象にしていない、というところも少なくないのです。

だから借り入れができる消費者金融のビジネスローンを使っているという人や経営者は少なくありません。社長さんは意外にお金持ちのように見えて見栄を張っているだけの時も多いですし、お金があるふりをしているだけの場合も多いのです。質問者のように勘違いしてしまうのは無理もありません。そういう人が多いのは社長や経営者という響きからでしょう。

しかし逆に社長や経営者、役員と言っても困っている人は少なく無いということや、消費者金融を一般の人と同じように使っている人もたくさんいるということを理解してもらえると、ぐっと距離が縮まるのではないでしょうか。経営者が消費者金融を使うことは変なことではないのです。

【参考ページはこちら】
消費者金融のターゲットは若者？