消費者金融などの借金貼りこんでどうなる？

消費者金融とか他の借金を持っている時に離婚をした場合の取り扱いについての質問です。私は今消費者金融で数十万円の借金があるんですけれども、この借金については仮に離婚をした場合というのは折半ということになるんでしょうか。

自分一人になってしまった場合は正直支払いが大変になってしまうので、任意整理をしないといけないかなと思っています。しかし折半にしてもらえるんだったら支払いできるメドは経つのです。今のところ離婚の予定はないですが、万が一のこともあるので消費者金融とのつきあいい方を考えるためにも教えてもらえないでしょうか。

消費者金融の借金が何に使われていたかによって変わる

消費者金融にしても自動車ローンにしても、借金は借金ですから離婚しようが結婚しようが返済をしないといけないのは変わりません。返済義務をどのように負うかということが焦点になるかと思いますが、一般的には消費者金融やその他のローンをどういう理由で使っていたかということで離婚した時の取り扱いが変わると言われています。

利用した経緯というのが例えば生活費の場合、生活のために必要ということであればまず折半されることになります。生活のために使っていたということは両者ともにその借入を利用していたというわけです。だから離婚の時には折半することになるでしょう。これは自動車や住宅ローンでも同じようなものだと考えられるかもしれませんが、所有権があるものはまた別です。

自動車や不動産などについては所有権を持つ人に返済義務が移ります。例えば自動車を今まで一緒に利用していたから今後もローンを支払うときは折半だ、というようにはならないのです。その自動車をどちらが持つかによって変わり、自動車の所有権を持っている人がローンを支払う事になります。これは消費者金融と違う点です。

消費者金融以外にも銀行系カードローンや教育ローンなどなど、いろいろなものがありますけれども、基本の考え方は上記の通りで二人がその借金を使っていたかどうかということ、そして所有権はどちらにあるかということで決められると思って間違いないでしょう。基本的には消費者金融のようなフリーローンは趣味やギャンブルに使っていたということがない限りは折半になりやすいようです。

離婚した時に借金があると、必ずもめます。消費者金融を使っていたのはなぜかなど認識の違いが必ず出てくるからです。もめるのが嫌だというのであれば、離婚前に消費者金融などの借金はしっかりと整理しておいたほうがいいでしょうね。

【参考ページはこちら】
消費者金融のおすすめQ&A