消費者金融の歴史について

たまに金欠で消費者金融を利用したらどうかなと考えることがあります。まだ申し込みとかはしてないのですが消費者金融について少し調べてみました。消費者金融はかつてはサラリーマン金融と呼ばれていたのは本当ですか？

利用者のほとんどがサラリーマンだったのでそう呼ばれていたようですがなぜサラリーマンばかりが利用していたのでしょうか。気になったので質問者してみました。

もともと消費者金融はサラ金、サラリーマン金融と呼ばれていました

消費者金融の利用を検討中とのことで、事前にいろいろ調べるのはいいことだと思います。何も知らないで借入してあとでこんなはずじゃなかったと思うのはいやですよね。消費者金融の歴史って案外興味深いです。

消費者金融の発祥をご存じですか。もともとは大阪でサラリーマンを相手に始められた商売だと言われています。なぜサラリーマン金融と呼ばれたかと言えば当時は生涯会社勤めというのが一般的で転職したりする人は少なかったようです。

サラリーマンはいわゆる将来を約束された花形職業で、返済見込みのあるお客として貸付対象となっていたわけです。それゆえに利用者の大半がサラリーマンだったためサラ金と呼ばれていたわけです。

サラリーマンが花形職業だなんて今では考えられないですよね。会社に勤めていてもいつリストラされるか倒産するかもわかりませんし、将来なんてわかりません。それに現在では消費者金融を利用するのはサラリーマンだけではありません。

女性や学生、高齢者も多く消費者金融を利用しています。それに最近では消費者金融という呼び名もあまりきかれなくなってカードローンやキャッシングなど横文字になってきました。その方が現代人には馴染みやすいのでしょうね。

サラ金と呼ばれていた時代から少しして日本はバブル期を迎え、バブル時代に消費者金融は一気に成長します。経済が豊かになると同時に、お金を必要とする人が増え、消費者金融は膨大な利益を生み出します。しかし、同時に高金利や無理な取り立てで自殺や夜逃げなどのトラブルが続出、社会問題となります。取り立てに暴力団が関係していることも少なくありませんでした。

また身分不相応な借入をして返済できない人が増えるようになります。その後、事態を重く見た政府が消費者金融に対して金利や限度額を制限する法律を制定し、その影響で多くの消費者金融が姿を消しました。生き残った大手の消費者金融は大手都市銀行と提携し、保証業務を担っています。

以上がざっと消費者金融の歴史です。興味深いですよね。

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