派遣でも消費者金融の在籍確認はある？

先日福岡の実家から叔父が脳梗塞で入院したと言う連絡が入りました。特別に後遺症が出たと言うことはなかったのですが心配です。今は東京にいるので、すぐにでもお見舞いに行きたいところなのですが、派遣社員なので収入が安定していないこともあり、福岡までの新幹線代が出せないので、母には仕事が忙しいから行けないとだけ言っておきました。

このことを友人に相談したら、消費者金融でお金を借りればいいのではないかと言われたので、その時はなるほどと思ったのですが、派遣元の担当者が許可してくれないことには、休暇がとれないので悩みました。ただその直後に携帯に担当者から連絡が入ったので、休暇のことを相談すると、3日間でいいならとすんなり了承してくれました。

そこですぐに有名な消費者金融に申し込もうと思ったのですが、ネットで在籍確認のことを知り、唖然としてしまいました。職場に消費者金融から連絡が入るということなので、困っています。借金のことが担当者にバレると派遣契約が打ち切られる可能性があるので、何とかしたいのですが、在籍確認を断ると借り入れはできないのでしょうか。

在籍確認は収入の有無の確認のために重要ですが回避可能です

消費者金融は無担保・無保証で身分証明書のみの書類提出で融資を行うため、収入の有無を確認するための在籍確認は非常に重要な意味があります。しかし銀行系の消費者金融であれば、収入証明書（源泉徴収票、給与明細書、課税証明書他）の提出で在籍確認をしないところもあります。

ただ貸金業法で「借り入れの事実を第三者に知られてはならない」という規定があるので、在籍確認の電話は個人名でかけることになっています。また本人がその場にいなくても「○○は休暇中です」などの返答があって、その職場での勤務が確認できれば在籍確認は終わります。（こちらもご参考に→派遣だと消費者金融の審査は厳しい？）

消費者金融は、20歳以上で収入があれば誰でも借り入れ可能ですが、審査次第で希望額通りの借り入れができないときもあります。まず職種ですが公務員やサラリーマンは優遇されやすいのですが、派遣社員は属性は低く、審査に不利になります。また固定電話の有無や勤務先の規模も審査では重要になります。過去にキャッシュカードの支払延滞をしていたりすると、信用情報機関に登録されてしまいますので、不利な情報になります。
（⇒消費者金融は派遣でも使えるの？）

ただ消費者金融は10万円程度の小口融資であれば、審査には通りますので大丈夫です。